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人種差別と植民地時代に幕を降ろした日本

人種差別と植民地時代に幕を降ろした日本

9784884718213

著者:野田将晴

定価:660円(税込)

A5判 ソフトカバー 64ページ

歴史の真実を知ろう

著者は警察官時代(20代)青年海外協力隊としてマレーシアで柔道・逮捕術の指導に当たった。その時に親友ラティフから聞いたマレーシア独立の秘話に衝撃を受けた。日本で習った歴史とは真逆の「日本のお陰で独立できた」というのである。

後年、通信制高校の校長(令和3年3月辞任)として16年間、多くの引きこもり不登校の生徒達に「ダメ人間なんて一人もいない」と情熱を持って接し、マレーシアでの体験話をしてきた。それで、生徒達の目をみはるばかりの変貌と成長を目の当たりにしてきた。

ヘンリー・ダイア―は「国民の本当のバイブルは、その国民自身の歴史なのだ」と言っているが、マレーシア独立の秘話は、まさに「人種差別と植民地時代に幕を降ろしたのが日本だった」という歴史の真実であり、日本国民の歴史・バイブルなのである。

本書は、著者が後で勉強した内容を加味して3つのノンフィクション話としてまとめている。

第1話「ハリマオ」と呼ばれた日本の青年 谷豊

第2話 マレーシア独立にささげた命 豪傑トシさん

第3話 インド独立の母 藤原岩市

歴史観を根本から変える

毎年8月になると、ことさら「戦争の悲惨さ」を強調する報道が多くなる。「戦争の悲惨さ」を伝え戦争を二度と繰り返してはいけないと言いたいのであろうが、一番重要ことは「だからこそ、どうやって戦争が起きないようにするか」である。その議論をすることなく、単に戦争反対を訴えれば、戦争はなくなるというのは、現実を無視した考え方である。

なぜ、そういう考え方になっているのであろうか。

それは「日本が侵略戦争した」というGHQによって作り上げられた歴史観が根底にあるからである。日本さえ戦争をしなければ世界は平和になるという、まことにおめでたい考えに凝り固まっている。

しかし、それは歴史の真実はない。

それなのにそれが日本政府の歴史観になっており、教育の現場でもマスコミでも、それがあたかも歴史の真実のようになっている。

それに対して著者は、重要なことを指摘している。そうした歴史観は生徒たちの心を蝕んでいる。まったく関係ないように思われるが、引きこもりやいじめとは無関係ではなく、むしろ根本原因になっている。そのことに政治家も教師もマスコミも気づいていないところに大問題があると。

では、どうすればそうした歴史観から脱却きるのか。それは騙され続けてきた歴史観からの脱却である。「太平洋戦争史観から大東亜戦争史観への転換」だと著者はいう。

なぜ生徒達はマレーシア独立の秘話で、目をみはるばかりの変貌と成長を遂げるのか。「人種差別と植民地時代に幕を降ろしたのが日本だった」を読むことで、それを理解できる。

目次

第1話 「ハリマオ」と呼ばれた日本の青年 谷豊

    妹の殺害と不当裁判に納得できず義賊になった男

    英国の植民地マレーで展開された「ハリマオ作戦」

   「ジョヨヨボが来た! ジョヨヨボが来た!」

    わずか50日でマレー半島1千キロを制覇

    日本がアジアの国々を侵略したと教えているが話が全く違う

    マレー作戦大勝利には現地の極めて過酷な困難があった

    母への手紙「お国のためしっかり働けとお励ましください」

第2話 マレーシア独立にささげた命 豪傑トシさん

    トシさんの最初の任務はハリマオの説得だった

    マレー工作ができるのは世界広しと言えども君しかいない

    一触即発の国際情勢

    トシさんとハリマオの大活躍

    トシさん満洲国国境警備隊での豪傑ぶり

    豪傑トシさん藤原岩市少佐の出会いが歴史を大転回させた

第3話 インド独立の母 藤原岩市

    同志を敵中に求めるF機関の作戦

    武器を持たず敵中のインド人将兵に投降を呼びかける

    インド将兵から寄せられた絶大な信頼

    モハンシン大尉によるインド国民軍(INA)創設

    「ブキ・パンジャンの奇跡」

    「チェロ・デリー!!」日本の敗戦2年後にインド独立

本冊子を発行した理由

著者

野田将晴(のだまさはる)プロフィール

昭和20年7月29日生まれ

出身地  熊本県熊本市

居住地  熊本県天草市

昭和39年~昭和51年 熊本県警察官

昭和45年~47年青年海外協力隊(マレーシア・柔道、逮捕術指導)

元号法制化運動に没頭するため警察官を辞職

熊本市議会議員(1期)

熊本県議議会議員(3期)

漁火会の政治改革運動に参加し代表幹事に就任(平成5年から国政選挙に数回挑戦するも落選)

平成17年4月開校の私立通信制高校の初代校長就任

令和3年3月校長辞任(16年間在職)

同年4月、「上を向いて歩こう会」設立、会長就任

同年6月~7月「国民意識高揚読本<もう一度上を向いて歩こう>」をFB上で50回にわたって連載投稿

同年7月、高校生用「主権者教育補助教材」及び「道徳教育補助教材」の出版計画を発表」 柔道6段

頒布活動

日本再建を目指して、著者は、高校生用「主権者教育補助教材」及び「道徳教育補助教材」を出版し、それを全国の高校で補助教材として使ってもらう運動をしていく。

また通信制師範学校の開校も予定している。

それらを展開するのに資金が必要となる。心ある人にこの冊子を購入していただいてそれを財源とします。定価660円ですが、まとめて20冊の場合1万円とします。購入した冊子を知人等に読んでもらえば、それが日本再建につながっていく。ぜひご協力ください。

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