この世の錯覚とカルマ解消法
ISBN978-4-88471-447-5
著者:重川風天
定価:1,584円(税込)
46判 ソフトカバー 228ページ
「まえがき」より この世の錯覚とは、宇宙法則の反対のことを言うのです。この世の錯覚がわかれば、宇宙法則がわかり、カルマの解消法がすぐわかるのです。それだけで運命が変わります。 私は、知花敏彦先生と出会ったのは20年前から、いつも多くの人の幸せだけを考えてきました。人の幸せを思うことは、実は自分の幸せにつながっているのです。 宇宙のメカニズム、システムの中では、本人が素直になれば悟れるようにできています。 そのことを、釈迦やイエスが説いてくれたのですが、肉眼では見えないエネルギーの世界ですから、たとえ話でしか説明できないのです。釈迦やイエスの話もシンプルな内容なのですが、たとえ話を伝える人が次から次へと複雑に、ややこしくしたのだと思います。 知花先生は同じ内容の話を、いとも簡単に、科学用語を用いながらシンプルに説いてくれるので、とても分かりやすいのです。 「悟り」とは、シンプル・単純なエネルギーです。素直さが一番大きな力です。この本は、頭をつかって分析したりしないで、シンプルに感じていただければうれしく思います。 目 次 ◆第1章◆ 「人生の岐路、ある覚者との出会い」 ◆第2章◆ 「人は常に想念を放射して暮らしている」 ◆第3章◆ 「神様って何だろう、本当にいるの?」 ◆第4章◆ 「実は、この世は錯覚だらけだった」 ◆第5章◆ 「カルマはなぜ生まれてくるのか?」 ―まず人を許し、自分を許すことから始めよう― ◆第6章◆ 「あなたもまわりも全部、神さま」 ―意識が変われば、運命も自由自在になる― ◆第7章◆ 「誰にでも出来るカルマ解消法」 ―地位も名誉もお金もいりません― 「カルマの解消」 知花敏彦先生は、「想念とは祈りである」と言っています。祈りと答えは一つである。祈ったことは必ず現れる。「その通りになる」ということです。 でも今までは、祈り方に問題があったのです。それは誰が誰に向かっての祈りかが、理解できていなかったからです。 祈りとは、人間の形をした神(または神の息子、個性)が、天の父の存在としての神に向かって希望することなのです。 「想念する」ことは、「思う」ことです。誰が思うのでしょう。思うという字の「田」は、生み出す畑という意味です。心で思って、田(場)という母なる神(質料)で想念波動をつくり出します。だから想念波動は確実に働きます。 カルマをつくったときの想念波動がこの空間の中に存在しているのですが、それが現れることが、消える働きになり、「カルマがなくなった」と言います。 カルマをつくり出したときよりも高いレベルの「調和の想念」を起こし続けることが「カルマの解消」になるのです。 著者 重川風天(しげかわ ふうてん) 風大和研究所顧問 昭和19年生まれ。新潟出身。真冬の滝業や断食、インド 釈迦の聖地の巡礼、仏教、キリスト教、生長の家、神道等々を体験。 苦行や宗教はまったく不要と思っています。現在は宇宙エネルギーの使い方の 研究に力を注ぎ、化学物質の毒性を消すことや特に無肥料、無農薬の農業の研 究に力をいれています。知花敏彦師の伝える真理に近づくための努力中です。 著書 『誰でもが幸せになる プラチナの風がふく』 『雑念の湧かない あいの瞑想法』 『知花先生に学ぶ 風天のおもしろ話』 出版社より 本書では、カルマ解消の第一歩は、愛を放射することと書いています。愛を放射するとそれが自分に返ってきて、元気が増幅されるというわけです。それは人の心が「エネルギーの増幅器」になっているからだそうです。 本には、意識と波動とエネルギーは同じもので、心と意識で、いくらでもエネルギーはつくり出せると書いています。愛を放射するというのは能動原理で、与えることだそうです。具体的には、「やさしい言葉」、「やさしいほほえみ」、そして「やさしいまなざし」を自分の方から放射するのです。 すると、自分自身の心と体が元気になるというわけです。なぜそうなのか、本書ではそれをわかり易く説いています。 |