葬祭ディレクターまことさんの珍言録3 人の死亡率100% でも 心配しなさんな
9784884718206
著者:珍田 眞
定価:1,540円(税込)
ソフトカバー 46判 256ページ
(珍言集①は『死は残された人への最後の授業』) (珍言集②は『人生、幸せへの道 死を思い生を見つめる』) に続く第三弾
人は間違いなく亡くなります。例外はありません。「心配しなさんな」とは、死と真剣に向き合うことで、前向きに生きることができるようになるからです。
死と言うとお年寄りを連想するかもしれませんが、死との向き合いは生き方の探求でもあるので、若い人達にこそ、そのことを知って欲しいと願っています。
コロナ禍で生活のあり方が大きく見直されています。葬儀とて無関係ではありません。葬儀の本当の意味を知れば、形式にこだわり高額な葬送儀礼をしなくてもよくなります。お墓や戒名も費用の軽減にもなります。死と向き合うことで最も重要なことは、残された人が幸せになること。それを知るためには、お釈迦さまの教えを正しく知ることです。
本書では、お釈迦さまの教えや葬送儀礼、生き方のヒントなど、短い言葉で分かりやすく説いています。きっとあなたの心に晴れを作ってくれます。
目 次
まえがき 第一章 生きているうちに命を燃やす 第二章 正しく知ると心の安定が得られる 第三章 悪いことをするな善きことをしなさい 第四章 幸せへと続く道は今ここにあり 第五章 葬送儀礼の意味を正しく知ろう 第六章 分かち合うほど人は幸せになる 第七章 これからの葬送儀礼を考える あとがき
「あとがき」より
私の父・珍田実は、会社の代表者であると同時に、蓮華造りの造花職人でした。当時は葬儀の中心は、この蓮華でした。 それで葬儀の意味を、十分果たすことができたのです。 祭壇を豪華に飾る必要は、なかったわけです。
ご遺族、参列者の皆様が蓮華を見て、自分の生き方を問う機会にする。 第三章に取り上げた「蓮華の五徳」その一~その五を読んでいただければ、その意味を理解していただけると思います。
新型コロナウイルスが、今まで良しとしてきたことを「それでいいのか」と、あり方を問うています。
死についても仏教の教えについても、その本質を知れば、今まで常識化していた葬儀や法事、お墓や仏壇等々についても、新しいやり方というより、むしろ本来の姿に戻ることができます。
生と死は紙一重。 死と向き合うことで、人として意味が見えてきます。 紙一重とは、生と死は別けることができない関係にあるということです。
珍田眞
昭和19年青森県生まれ。元珍田ホールディングス代表(珍田グループ30社を統括)。青森ブロードバンド・コミュニケーションズ代表(現任、他3社)。労働省認定FD(フューネラル・ディレクター)1級。労働省FD技能審査官(10~12)。シニアライフプラン・インストラクター(SLI)。社団法人全冠協外務員登録(000385)。Funeral文化研究員。元全国氏子青年協議会理事。青森県氏子青年協議会永久顧問。霊園斎場指定管理者(5年)。ATV青森テレビミニ番組『葬祭ディレクターまことさんの提言 葬祭新時代』を2020.6.5~8.28 毎週金曜日 全13回放送。青森ペンクラブ会員、他