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続・言問ふ葦――「常識」を取り戻すために

続・言問ふ葦――「常識」を取り戻すために

978-4-88471-463-5

著者:吉田好克

定価:本体1500円+税

46判 ソフトカバー 328ページ

『時事評論石川』の名物コラムニストがヴェールを脱いだ!全篇に[追記]を付してアップデート!

裂帛(れっぱく)の気合が漲る本書を、著名な先生が推薦しています!

 竹本忠雄氏(文芸・美術評論家、筑波大学名誉教授、コレージュ・ド・フランス元招聘教授)          

小堀桂一郎氏(比較文化・日本思想史、東京大学名誉教授)

中山成彬氏(衆議院議員、元文部科学大臣)

長谷川三千子氏(哲学者、埼玉大学名誉教授)

宮崎正弘氏(作家、評論家)

内容紹介

本書は宮崎大学で長年「ヨーロッパ文化論」とフランス語を講じて来た著者のコラム集である。その多くはミニコミ紙の雄『時事評論石川』に掲載されたものであるが、今回特に注目するべきは、「白刃」という筆名コラムの覆面を脱いだこと、そして全篇に[追記]を付してアップデートしたことである。本篇よりも長文の[追記]も多数ある。筆者は、戦後、連合軍によって画策されたWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム=戦争の罪悪感を日本人に植え付けるための教育計画)の呪縛が現代まで連綿と続いており、それが我が同胞たちの精神を歪め、結果的に我が国の真の自由と独立を阻害しているとする。そして、この呪縛から自らを解放しない限り、我が国は「哲学無き商人国家」という汚名を着続けなければならないと言う。このような思いから、WGIPの桎梏を断ち切れずにいる左翼リベラル系の憲法学者、思想家、政治家、タレント文化人などを名指しで撫で斬りにする。「あなたたちは間違っていないか」と。これが「厳しく問い質す」という意味を込めた「言問ふ」という書名の由来である。尚、第三部には「救う会宮崎」の会長として受けた21年前のインタビュー記事を掲載した。「国内問題としての拉致問題」という見立ては今もなお有効だからである。

目次

WGIPの呪縛を解き放て!――序に代へて

第一部 署名コラム

・なぜ左翼系知識人の言説は虚しいのか

・天孫降臨神話と憲法改正

・日本の西洋哲学研究は徒花なのか――K・レーヴィットの嘆きが聞こえる

・フランス文学はなぜ日本で廃れたのか――内田樹氏の見当違ひ

・「表現の不自由展・その後」のその後――二枚舌の『朝日新聞』と詭弁の「芸術家」

・同じ轍を踏むのか――習近平国賓来日を巡る高原東大教授と安倍首相の不見識

・令和二年「腹立ち三題噺」――中共、媚中派、学術会議

など、計18本

第二部 「白刃」名義コラム

・第一回   配慮といふ名の怠惰

・第三回   カタカナ語が多過ぎないか

・第五回   平和主義者が理解できぬこと

・第七回   性的少数者の政治利用

・第十二回  問題は九条だけに非ず

・第十三回  スマホ許可の議論の前に

・第十四回  「戦争」が禁句となつた国には

・第十五回  「君が代」斉唱に屁理屈は無用なり

・第十九回  そんなに大事か英会話

・第二十二回 カミュの『ペスト』に学ぶ

・第二十三回 是々非々主義を貫かぬ言論人たち

・第二十五回 拉致問題の進展を阻むもの

・第二十七回 絶望的なり、外務省

・第二十八回 恐るべし、日本共産党

など、計30本

第三部 拉致問題インタビュー 

・国内問題としての拉致問題――日本人よ、「神聖」なる怒りを取り戻せ!

著者略歴

昭和31年山梨県富士吉田市生まれ。早稲田大学、埼玉大学修士課程、筑波大学博士課程を経てパリ第4大学(ソルボンヌ)大学院高等専門課程修了(D.E.A.取得)。専門はパスカル、デカルトなどのフランス17世紀の思想・哲学。筑波大学助手を経て、平成4年、宮崎大学教育学部人文社会課程助教授。現在は地域資源創成学部准教授。令和3年3月定年退職。「北朝鮮に拉致された日本人を救出する宮崎の会(救ふ会宮崎)」会長。

主な著訳書に、『言問ふ葦――私はなぜ反「左翼」なのか』(高木書房)、『フランス文化のこころ』(共著、駿河台出版社)、G・ジュネット『ミモロジック』(共訳、書肆風の薔薇)、『メナール版パスカル全集』(共訳、白水社)、A・スムラー著『アウシュヴィッツ186416号日本に死す』(共訳、産経新聞社)、O・ジェルマントマ著『日本待望論――愛するゆえに憂えるフランス人からの手紙』(産経新聞社)、『今昔秀歌百撰』(共著、文字文化協会)、山口秀範編『和誠礼勇――教育往復書簡』(共著、産経新聞出版)などがあり、論文の翻訳に、G・ジュネット「日記、反日記」(『現代詩手帖』思潮社)、P・リグロ「ソ連に抑留されたヨーロッパ人たち」(『海外事情』拓殖大学海外事情研究所)、A・ヴォシェ「聖者から聖域へ――西方キリスト教世界の空間と《サクレ》」(竹本忠雄監修『霊性と東西文明』勉誠出版)などがある。平成13年には拉致問題を国連に初めて訴えるためのフランス語文書を作成(フランス在住のガゼール大詩氏と共同執筆)。他に、講演録として「文化と愛国心――フランスに学ぶ」、「『日本待望論』について」、「文化は輸入できるか」などがある。

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