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好きです 日本 ー世界に誇れる国ー

好きです 日本 ー世界に誇れる国ー

978-88471-832-9

著者:坂爪 捷兵

定価:2,200円(税込)

A5判 ソフトカバー 256ページ 

世界に貢献してきた誇れる国・日本。素直に、日本の歴史・伝統・文化に触れてみましょう。

 

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内容

プロ野球の世界で、投手なら投手として、また打者なら打者として活躍するだけでも凄いことなのに、その両方をやってのけている大谷翔平選手。令和4(2022)年もまた「二刀流」で活躍し、大リーグ記録を塗り替えたことは、どれだけ凄い選手かということが分かります。成績だけではありません。大谷選手の振る舞いもまた好評価を受けています。

私は大谷選手の活躍を知るにつけ、日本人として、素直に嬉しく、また誇りに思います。同じように、我がことのように喜び、誇りに思った日本人も少なくないはずです。なぜなら、同じ国に生まれた同胞として、それがごく自然なことだと思うからです。

それは、私達のご先祖が一所懸命に育(はぐく)み育ててきた事柄が、日本の伝統や文化となって生き続け、それが日本人のDNAとなって日本を作り上げ、私達は日本人として生きているのです。

ですから、日本の歴史を知ると、自然に日本の国に誇りを持つようになります。

 

ところが昭和20(1945)年8月以降は戦後教育によって、日本は侵略戦争をした悪い国と教えられ、国に誇りが持てなくなっています。しかしそれは全くのウソであり、そのウソに現在も騙され続けているだけなのです。

 

では日本はどういう国なのか。それを本書で解き明かしています。その願いはただ一つ、日本人自身が日本人としての誇りを取り戻し、日本を真の独立国家にすることです。

政治家も、マスコミも、教育も、地に落ちた感がある中で、私達は何ができるのか。過去の歴史を見ても日本人は、国難を乗り越えてきました。そうした日本人の底力を信じて、まず自らが誇りある日本人になることです。

国家の安全があってこそ、国民の安全があるのです。この当たり前のことができる国にしていきましょう。

 

「あとがき」より

日本の歴史を知るというのは、自分のことを知ると同じです。我々一人一人は連綿として命が引き継がれて今があるからです。

日本を好きになる人が一人でも多くなれば、その分、日本もよくなると私は信じます。だからこそ、日本を好きになって欲しいのです。次の世代の子や孫のためにも……。 

  

目次

まえがき ― 自らが誇りある日本人になる ―

第一章 素直な心で日本の国柄に接してみよう

国旗「日の丸」 国歌「君が代」

教育勅語が明らかにする日本人の生き方

戦後七十七年目の日本の現状を憂う

祝日二月十一日の「建国記念の日」の本来は「紀元節」

一系の天皇を戴く神国日本

神道・神話・神社を有する世界唯一の神の国(神国)

昭和天皇陛下とマッカーサー

奇蹟の天皇 外国人が見た伝統の国・日本

天皇は世界の平和、国家国民の弥栄と安寧を祈られる「祭り主」

神話から肇(はじま)る日本独特の世界観

第二章 日本の国柄を象徴する国旗、国歌

誇りを持って祝日には国旗を掲揚しましょう

「日の丸」が日本の国旗になった歴史

「日の丸」は実に綺麗に見え「君が代」は美しく聞えた

「君が代」に歴史あり その意味を知ろう

『古今和歌集』に納められている「君が代」

「君が代」の「君」について

さざれ石は歴史の悠久を表す

君が代の曲(旋律)について

国旗及び国歌に関する法律(国歌国旗法)

第三章 先人が守り続けてきてくれた日本

日本が世界に誇れる最古のもの

独立国としての氣概と武士の覚悟

日清戦争 朝鮮半島は常に日本の脅威だった

柴五郎が籠城戦を守り抜いた義和団事件(北清事変)

満州から撤退しないロシア ついに日露戦争が始まる

日本海海戦一九〇五(明治三十八)年五月二十七日

日露戦争終結 政治家が政治家としての役割をみごとに果たした

日露戦争を勝利に導いた東郷平八郎

日露戦争は二十世紀の最重大事件だった

第一次世界大戦ヨーロッパで勃発

日本が世界で初めて「人種差別撤廃」条項を提案

日本排除に動いた一九三〇年のロンドン軍縮会議

満州事変は侵略戦争か?

日支事変(支那事変)の拡大

大東亜戦争での敗戦

日本は敗戦 しかしその成果は計り知れない

毛沢東は日本に感謝していた

戦後復興を見事に成し遂げた日本

ウズベキスタン共和国、カリモフ初代大統領が語った言葉

第四章 武士道にみる日本人の生き方

武士は食わねど高楊枝

若者に武士道を!

台湾の前総統李登輝氏の講演を聞いて

武士道は日本人にとっては最高の道徳規範

新渡戸稲造の『武士道』にみる日本人

日本人は常に公の意識が同居している

吉田松陰と「士規七則」

海の武士道

武士道を貫いた「横川省三」・「沖禎介」 

日本男児「白洲次郎」

第五章 日本文化の継承

日本人本来の生き方・信仰・心情

日本は、世界で女性を一番大切にする文化を持っている

数えという日本文化

お米は日本人の生命の根

青少年教育は大人の責任

少年たちの教育「郷中教育」に思う

識字率世界一の日本

日本語の存続を守った圧倒的な識字率の高さ

日本ってすごいぞ

誇れる日本の文化・芸術の幾つか

日本の偉人物語

第六章 嘘の歴史が真実のように覆われた日本

日本建国以来の歴史を全否定された日本

奴隷と植民地支配はセットだった

GHQの日本弱体化政策の基本方針はWGIP

報道の自由を規制する「プレスコード」の中の三十項目

言論が制限された中で日本国民は何をされたのか

極東国際軍事裁判(東京裁判)とは

GHQ製の日本国憲法と教育基本法

真実の歴史を知れば「日本国悪者論」は消滅する

日本を責めるのは歴史の真実に関係なく外交カード

世界の手本となる日本人の生き方

第七章 人の生き方の考察

捷兵塾の心得

〝自分で解決できないピンチは訪れない〟

感謝の心

泥田の中で咲く蓮の花

父母には深い恩がある『仏説父母恩重経』

「笑いの体操」

「一笑一若 一怒一老」

人生全般に関わる「氣」を考える

五出の健康法

適材適所リーダーの責務

厳しい環境だからこそ強く育つ「さくらマス」

親方様は見ておられるぞ

リーダーは時には退くという決断も必要

「いつになったら」

「少(わか)くして学べば壯にして為す有り」

あとがき ― 日本を好きになりましょう ―

 

著者 坂爪 捷兵(さかづめ しょうへい)

昭和17年、長野県生まれ。東芝・日本鋼管・立川鉄工のサラリーマン生活を経て、昭和51年に株式会社コーケン(本社・横浜)を設立。パブルの影響によって経営不振に陥り、起死回生をかけて社長業の傍ら平成3年5月より金子良正氏に師事し仏門に入る。平成4 年5月に京都嵯峨・真言宗大覚寺にて剃髪し得度する。平成5年4月より大覚寺で百日加行に入り、平成6年12月に伝法灌頂を受領、続いて平成7年2月に阿闍梨となる。空海から45代目の弟子にあたり憎名は良捷(りょうしょう)。現在は日本に誇りを取り戻す運動に邁進中。

 

イラスト 谷口 博昭(たにぐち ひろあき)

1956年 北海道遠軽町生まれ。

現在 有限会社一生舎タニグチ設計 社長。

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