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収容所での覚醒   民主主義の堕落

収容所での覚醒   民主主義の堕落

SBN978-4-88471-091-0

著者:三浦小太郎

定価:本体1200円+税

現在 在庫なし 46判 ソフトカバー

収容所で真実に覚醒したソルジェニーツイン
民主主義国にいながら独裁者の正体を見抜けなかった知識人
ファシズムに文芸復興の夢を見たエズラ・パウンド
戦争と革命、そして収容所の時代を生きた人々の言葉を通じて
新たな思想の地平線をめざす評論集

 第二評論集を編集していて我ながら呆れたのだが、ことごとくすべてが、優れた書物や偉大な思想の紹介文である。
私の文章が後世に残ると思う自信は全くないが、ここで紹介した人々の思索は、時を経て永遠に読み継がれることは確信している。
文学や思想が現実社会に対し何をなしうるのかという問いには私は簡単に答えたい。
文学も、思想も、現実社会においては何の役にも立たない。そして、役立つところに思想や文学の価値はない。文学や思想、映画、音楽などすべての人間の「表現」は、社会に役立つためのものではなく、人間一人一人を、そして世界を精神的に豊かにするためのものである。そして、これこそいかなる政治にも経済にもできないことなのだ。
本書の冒頭に紹介したミャエル・エンデの童話を読んでいただければ、世界はあなたにとって確実に豊かなものとなる。

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